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こんにちは
夫婦で行った内職の失敗談です
夫婦で行った内職の失敗談
私と家内は大学を卒業してすぐに結婚し、地元を離れて会社の家賃補助のマンションに住むことになりました。
そして子供もすぐに授かり、家内が仕事ができないまま私の収入だけですぐに3人の生活になりました。
こうなってくると1番困るのは収入が足りないことです。
家内もすぐには働きに出ることができないので何とか副収入を得たいと2人で考えるようになりました。
内職を見つけた
今でこそインターネット副業で簡単に稼げるようになっていますがもう20年も前のことです。
そこで見つけてきたのが内職です。
地元の業者さんに登録をして仕事をもらうことにしたのですがこれが結果的に大失敗でした。
私は仕事も忙しかったのですが、まずチラシの袋詰めやお菓子のセット玩具の詰め込み、ティッシュの広告入れ、小物のセッティングなど仕事をもらうにあたって業者に通うところから始めます。
過酷な作業内容
さほど業者の場所までは遠くなかったのですが必ず車が必要になります。
なぜならばセッティングをするためのキットを車で持ち帰る必要があるからです。
正直なところこれだけでもかなり負担なところ、マンションが5階であったため、車からエレベーターもないのに持ち上がる作業が発生してしまいます。
もちろん台車等ありませんので自分自身で段ボールをピストンで持ち上がる形になります。
必死になりながら納期を守る
続いて作業なのですが、狭い賃貸マンションの中にキットを広げて家内と2人で夜10時以降深夜まででかけて作業しました。
納期を守るために必死で頑張るのは大変なことでした。
何しろ、横で乳飲み子が泣いているわけですから。
仕事を慎重に選べば良かったと後悔
こうして納期を守るために深夜まで2人で頑張ってセッティングが終わります。
次はこれを業者まで納品に行くわけですが5階から車に運び出し、それを車に積み込むのは非常に大変な作業です。
頑張ったのにマイナスに・・・
家内にはなかなか力仕事をさせるわけにいきませんし、子供がいるだけにどちらかが必ずそばについておかねばなりません。
ここでまた大きな失敗をしてしまうのですが搬入や搬出に関して少しでも負荷を下げるためにベビーカーを使ってしまいました。
ベビーカーも非常に高価なものを購入していたのですがあまりにも重い荷物を積み込むがためにベビーカーが痛んでしまい、逆にマイナスになってしまいました。
近所から恥ずかしい姿を見られる
もちろん、これだけ苦労して仕上げた仕事でも単価にすると考えられない位の低さになり時給ベースで考えると300円や400円程度にしかなりません。
今考えると内職でももう少し仕事を選べば良い成果を得られたのではないかと思います。
また、同じマンションの方々に車から荷物を持ち出さらに納品する姿まで見られていたので本当にお金に困っていたのではないかと思われたと考えると非常に恥ずかしい思いもあります。
効率が悪すぎて後悔
それでも、毎月5000円でも6000円でも稼げることが非常に意味があると考えていたので3ヶ月程度は続けました。
業者さんと契約を結んでいるわけではないので仕事が欲しい時だけ、仕事があるときだけ連絡を取り合って継続していましたが3ヶ月程度で一切付き合いもなくなりました。
今考えると、いかにお金が必要だったとは言えあまりにも効率が悪かった事は言うまでもありません。
まとめ
若い頃にお金欲しさにいろいろなことをしますが、時給換算に直してどの程度か、効率よく稼ぐことができるかもきちんと考えた上で取り組むべきだったと思います。
ただ1つよかったことといえば、忙しかった中、家内と共同作業で細かい作業を行い思い出を作ることができた、様々な会話をしながら夜遅くまで仕事をすることができたと言うことくらいでしょうか。
さすがにこんなことをしていたとは子供たちには言えないのが実際のところですが、何事も経験だと今では考えています。