複数エージェント併用で失敗する人の特徴5選
複数エージェント併用で失敗する人に共通するのは、複数登録そのものではなく、「登録数が多いほど有利」という思い込みだけで複数のエージェントに登録し、どのエージェントにどの企業を紹介されたかを記録・管理しないまま動いてしまうことです。複数エージェントの併用自体は有効な手法であるにもかかわらず、管理を怠ると思わぬトラブルを招いてしまう人も少なくありません。本記事では、複数エージェント併用で失敗する人に共通する5つの特徴と、後悔しないための考え方を、まなぶの失敗ストーリーとともに解説します。
まなぶ、複数エージェント登録で重複応募してしまった誤算
まなぶは「選択肢を広げたほうがいい」と考え、転職活動を始めると同時に3社のエージェントに登録した。それぞれのエージェントから届く求人紹介メールを見比べながら、「これだけ多くの情報が集まれば、きっと良い企業に出会えるはずだ」と、まなぶは手応えを感じていた。
ところが、複数のエージェントとやり取りするうちに、まなぶはどの企業をどのエージェントから紹介されたのか、次第に把握しきれなくなっていった。メールやアプリの通知が次々に届く中、いちいち管理表をつけるのは面倒に感じ、「そのときの記憶を頼りに対応すればいいだろう」と、記録を後回しにしていた。3社それぞれのエージェントとのやり取りは、担当者の名前も、連絡が届く曜日や時間帯もバラバラで、気づけば受信ボックスには読み切れないほどのメールが溜まっていた。
ある日、A社のエージェントから紹介された企業の求人に興味を持ったまなぶは、その場で応募を依頼した。実はその数日前、別のB社のエージェントからも同じ企業を紹介されており、すでにB社経由で応募が進んでいたことを、まなぶはすっかり忘れていた。企業の採用担当者から「同じ方から、別の エージェント経由でも応募をいただいているようですが」と指摘を受け、まなぶは血の気が引いた。
「二重応募になっていることに、自分でも気づいていませんでした」。まなぶは慌てて謝罪の連絡を入れたが、企業側の心証は明らかに悪くなっていた。結局、その企業の選考は見送りという結果に終わった。「複数のエージェントに登録すること自体は間違っていなかったはずなのに、管理を怠ったせいで、興味のあった企業とのチャンスを自ら潰してしまった」。まなぶは深く落ち込んだ。企業によっては、複数エージェント経由での応募を管理コンプライアンス上の問題として扱うケースもあり、今回のように選考自体が見送りになることも珍しくないと、後になって知った。
さらに追い打ちをかけるように、別の週には2社のエージェントがそれぞれ調整した面接が、同じ日の同じ時間帯に重なっていたことにも、前日になってようやく気づいた。片方の面接は急きょ日程変更をお願いすることになり、担当のエージェントにも迷惑をかけてしまった。「情報が多いことに満足して、比較したり整理したりする軸を自分の中に持てていなかった」。まなぶは、複数のエージェントを使うこと自体ではなく、その使い方に問題があったのだと、ようやく気づかされた。
担当のエージェントから「どのエージェントから、いつ、どの企業を紹介されたか、簡単な表にまとめておくと管理しやすいですよ」とアドバイスを受け、まなぶは初めてそのシンプルな方法に思い至った。エージェント名・紹介日・企業名・応募状況を並べただけの表でも、頭の中だけで抱え込んでいた情報が一気に整理される感覚があった。「もっと早く、記録することの大切さに気づいていれば」。次に転職活動をするときは、複数エージェントを使うなら、その分だけ丁寧に管理する仕組みを最初から作っておこうと、まなぶは心に決めた。
なぜ複数エージェント併用で失敗する人が多いのか
複数登録しただけで満足し、どのエージェントにどの企業を紹介されたか記録・管理しない
複数のエージェントに登録すること自体は有効な手法ですが、紹介された企業とエージェントの対応関係を記録しておかないと、進捗を正確に把握できなくなります。「登録すれば安心」という思い込みだけで終わらせず、簡単な管理表をつくっておく一手間が欠かせません。
同じ求人に、別のエージェント経由で重複応募してしまう
複数のエージェントが同じ企業の求人を扱っているケースは珍しくありません。応募前に「この企業は他のエージェントから紹介されていないか」を確認する習慣がないと、企業側に不信感を与える重複応募につながってしまいます。
各エージェントからの連絡・日程調整をバラバラに扱い、面接日程がバッティングする
複数のエージェントとやり取りしていると、連絡や調整の窓口も自然と増えていきます。それぞれの連絡をその都度個別に処理していると、全体のスケジュールを俯瞰できず、面接日程が重なってしまうことがあります。一つのカレンダーにすべての予定をまとめて管理する仕組みが助けになります。
応募状況をエージェントに共有せず、企業側の「二重応募」への不信感を招いてしまう
複数エージェントを併用していること自体は伝えて問題ありませんが、同じ企業への応募状況を各エージェントに共有していないと、意図せず重複応募が発生してしまいます。興味のある企業が決まった時点で、担当エージェントに他社経由での応募有無を確認しておくと安心です。
情報が多いこと自体に満足し、比較・絞り込みの軸を決めずに動いてしまう
複数のエージェントから多くの求人情報が届くと、それだけで「選択肢が広がった」という安心感を得てしまいがちです。しかし、情報量が増えるほど、自分の中で比較・絞り込みの軸を明確に持っておかないと、かえって収拾がつかなくなってしまいます。
複数エージェント併用で失敗する人と、うまく進める人の違い
複数エージェント併用で後悔しないための5つのチェックリスト
- どのエージェントにいつどの企業を紹介されたか、簡単な管理表に記録する
- 興味のある企業が決まったら、応募前に他社経由での応募有無を確認する
- 複数エージェントからの予定は一つのカレンダーにまとめて管理する
- 応募状況の変化があれば、こまめに担当エージェントへ共有する
- 情報量に満足せず、自分の中で比較・絞り込みの軸を明確に持つ
複数エージェント併用で後悔しないために頼れるサービス
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複数エージェントを併用する前に、自分が仕事選びで何を大切にしているのかを整理できるタイプ。比較・絞り込みの軸を持っておきたい人に向いています。
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第三者視点で自分の強みや適性を整理してもらえるタイプです。複数のエージェントから届く情報を、客観的な軸で比較・整理する手助けになります。
まなぶ
みらい複数エージェント併用は、「登録数が多いほど有利」という思い込みだけで動いてしまうと、管理不足からかえってトラブルを招いてしまいます。紹介企業とエージェントの対応関係を記録すること、応募状況をこまめに共有すること、予定を一つのカレンダーにまとめて管理すること。この一手間の積み重ねが、複数エージェント併用を後悔ではなく、選択肢を広げる力に変えてくれます。
転職手法ごとに起こりやすい転職の失敗は転職フェア・イベント参加の失敗から学ぶでもまとめて取り上げています。あわせてご覧ください。
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