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こんにちは
見た目を気にしすぎて内面の成長を疎かにした恋愛の失敗談です
見た目を気にしすぎて内面の成長を疎かにした恋愛の失敗談
私が失敗したことは、「見た目を気にし過ぎて、内面の成長を疎かにしたこと」だと思います。
見た目がよければ性格に難があっても受け入れられることが多く、得であると思っていました。
今は社会的にその外見重視という風潮が、歴史上最大ではなかろうかと思います…。
高校卒業後はメイクを怠らなかった
その根拠に、ファッションの多様化に留まらず、女性のメイクはデフォルト化し、男性までもがメイクをするようになりました。
整形を包み隠さず言う人も居るくらい整形自体が当たり前となり、「スッピン=あり得ない、恥ずかしい」という気持ちにさえなる時代となっていると思います。
私も、高校卒業後、上京してからほとんど毎日メイクをし始めました。
一重まぶたで華やかさのない顔立ちだったので、アイプチなどで二重を作り、アイシャドウにアイライン、マスカラを上下に塗りたくっていました。
周りから可愛いと言われるようになった
ファンデーションやチークも塗り、頭は貧乏パーマというヘアスタイルでした。
貧乏パーマとは、三つ編みを沢山して床に就き、朝起きて髪をほどけば即席パーマができあがります。
その貧乏パーマが更に見た目に華を添えてくれ、ほとんど見向きもされなかった自分なのに、気付けば周りから「可愛い」と言われる部類に振り分けられていました。
明るいおバカなキャラクター
割とすぐに彼氏も出来ましたが、正直、私は「男性はちょろまかすのが簡単だ」と思うようになりました。
成り上がりのような感じで調子に乗り、完全に人を下に見てしまったのです…。
更に、テレビには「可愛いし、明るくて面白ければ割と許される」ような人がチラホラと出ていました。
それを見て、20代、私も明るいおバカなキャラクターで居たこともありました。
悪く言えば完全に単細胞の怠け者だった私
良く言えばそれが私の生き抜く知恵でもあったかも知れませんが、悪く言えば完全に単細胞の怠け者でした。
前を向いているようで、退化していました。
いつしかその性格が定着したように思いましたが、アラサーになり歳を取ってきて、さすがにちゃんとしなければやばいという雰囲気を感じてきました。
しかし、その性格を直すには土台が出来上がり過ぎてしまっていたように思います…。
彼氏はいたが美のためにデートを断ることも
当時、33歳で8歳年下の婚約者と同棲生活を送っていたのですが、理由は色々あるにしても多分私の我が儘ぶりが仇となったのか、三行半をつけられました。
何があっても向こうは私にベッタリだと思っていましたが、私は自分を高く見過ぎていたと思いました。
気付けば、服は人目を気にして清楚系に見せたり、カラーコンタクトを入れて目を大きく見せたり、二重の整形もしてしまっていました。
髪の毛は、若く見られるようにとボブスタイルにしたり、化粧品は肌に良いものを使用したりしました。
肌が劣化したりしないように、日中のお出掛けをよく拒否したりもしていました。
婚約を破棄され見た目が良ければ全て良しは間違いだと気がつく
しかし、婚約破棄を機に、「見た目が良ければ全て良し」という持論は全く偽りだったとよくやく気付きました。
私は、彼のことは大して好きというわけでもなく情で居たような感じでしたが、婚約破棄をしてからは、周りの人目が気になってしまい恥ずかしく負い目に感じてきました。
同級生達は、結婚生活や子育て生活にいそしんでいる中、私は高校のグループでも唯一、孤独な三十路となったわけですから…。
その中でも、かつて親友であった女性とは今でも連絡を取り合っていますが、その他の人とはあまり連絡を取りたくなくなってしまいました。
地元に帰り肩身の狭い思いをしている
その後は地元に帰り、更に近所や親戚で肩身の狭い思いをしながら暮らしています。
結婚して幸せな家庭を築きたい夢はたまに抱いたりしますが、今のご時世と自分の性格を思うと、子孫は全く幸せにはならないとも思うので結婚しようとは思いません。
ただ、なぜ外見だけではなく、ずっと内面も変わろうとしなかったのか…。
それが悔やまれます。
まとめ
現在、私は田舎の実家でスッピンで生活しています。
かつてはメイクをしなければ居留守を使い、外には出たくない者でしたが、メイクをすれば、また性格の悪い心が戻ってきそうに思うのです…。
いえ、今も性格は良くありませんが、調子に乗らないためでもあります。
そして、身体のラインの出る洋服もほとんど手放し、寸胴ラインの和服を着ています。
男女関係に誘う色っぽさを排除したくもあります。
見た目や服装ではないことがわかりましたが、今は古き良き日本人の清楚で賢い淑女のような雰囲気をまといたいと思っています。
それもコスプレにならないようになると良いですが…。
ただ、メイクを盛った過去の高慢過ぎた憐れな自分に戻りたくはないです…。
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