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こんにちは
若いころにもっと深く考えておけば良かったと思った就職の失敗談です
若いころにもっと深く考えておけば良かったと思った就職の失敗談
高校3年生、進路を決める時期。
どの方向を目指すのかとても悩みました。
私の高校は進学する者が多いという高校ではなく、学校からの紹介で就職を選ぶ者も多い学校でした。
もちろんまだ社会生活というものを経験した事がないので、何を選ぶにしてもピンときませんでした。
なんとなく短大にへ進むことに
親も女性の仕事は結婚するまでという古風な考えの人だったので、私もそういうものなのかなと当時は思っていました。
そんな中、高校卒業後すぐに就職するよりも短期大学くらいは出ておいた方がいいのではないかという母の考えから、なんとなく短大へ進むことに気持ちが傾き、県内の短期大学への進学をする事になりました。
最終的に同級生達はやはり先生達に世話をしていただき、いろんな職種の会社への就職、また県内外の専門学校へ進む者、さまざまでした。
短大で生活も終了間近、さて本格的に就職を探す時期。
当時は就職氷河期時代で、求人の数も少なかったようで、就職活動がなかなか思うように進みませんでした。
卒業間近、就職がまだ決まらない
卒業間近の年明けの時にもまだ就職先が決まっていない人がたくさんおりました。
本当に焦っていました。
少し気になった医療事務の仕事に応募しましたが、1人採用枠に20人ほどが応募し、不採用。
その後も似たような就職活動を繰り返しました。
そして卒業を迎えても就職が決まっていないという状態でした。
高校を卒業後に小さなクリニック等へ就職した同級生も数名いましたが、資格も経験もない状態で採用されていましたし、やはり高校からの斡旋というのは大きな力だったのかもしれないと思いました。
ハローワークに通いながら就職探し
それからハローワークに通いながら、就職を探しました。
でも短大を出たというだけで何か特別強い資格等を持っていなかったため、苦戦が続きました。
そしてだんだん就職活動に疲れてきました。
とりあえず何か…と思い、官公庁の臨時職員に応募書類を出して、就職活動の傍ら、そちらからの返事を待ちました。
しばらく経った頃、官公庁からの連絡があり、1年という期間ですが臨時職員として働くことになりました。
これが私の最初の勤め先になります。
短期や派遣の仕事をして
臨時職員とはいえ、働くこと自体が初めてだったため、とまどいも多くありました。
半年もするとだんだん慣れてきて、同じ臨時職員のたくさんの仲間と親しくなり、居心地のよい職場となっていました。
ですが、任期は1年。せっかく仕事にも人間関係にも慣れてきたのに辞めなければなりません。とても残念な気持ちでした。
その後、資格を取得
その後ももう一つ別の官公庁で働く事になり、そちらでもやはり新しい環境で、また違う仕事内容と人間関係に四苦八苦しながら、勤めました。
やはりこちらでも期限付き。期限がきたら職場を去らなくてはなりませんでした。
その後、医療事務の資格を取得したいと学校へ通い、医療事務と介護事務の資格を取りました。
経験者優遇のため資格があってもダメ
求人に応募もしましたが、また数年前と同じ、応募者多数でした。
「経験者優遇」となっていたので、自分は最初から土俵にも上がれていなかったかもしれません。
派遣で働いたりしながら、その後結婚の時期がきて、市外へ引っ越しをする事になりました。
結婚後に思い返して・・・
それから2人の子供に恵まれ、子育てに奮闘しながら、現代は下の子供が幼稚園。
特に上の子供の周りを見てみると、働くお母さんが多くなりました。
私は自分のこれまでの仕事の選び方にとても後悔しています。
今の年齢、環境になったから思う事ですが、食べる事に困らないような、また妊娠、出産等で職場を離れても復帰しやすいような職業に就いておけばよかった、本当に心の底から思います。
その中でも医療関係の職業、看護師等はどこでも足りない状態ですし、転居先でも仕事が見つけやすい。
また復帰がしやすいようでうらやましく思います。
まとめ
高校を卒業の時、看護学校への道を選べばよかった。
若い頃ならハードな看護師の勉強や実習にも頑張れていたのではないかと思います。
どの年齢でも学校へ通えるのかもしれませんが、自分の年齢や体力、また子供を抱えてという環境ではできそうにありません。
看護師になれていたら、きっと今の自分とは違った生活ができていたと思います。
お給料面でも生活がだいぶ潤うことでしょう。
上の子供には時々、もし特に「なりたいもの」がないのなら、医療職は一つの選択肢として考えておくといいよ、と言っています。
若い頃の自分の選択。本当に後悔しています。